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論文を書くときには証拠を示すことが大切
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感想文などは自分の思ったことが書けます。
なぜそう思うのかを書かなければ、説得力や文章の発展がありませんが、特に書く必要もありません。
また、文章の種類によっては、相手を説得するのが目的ではなく、単純に読者を楽しませれば良いということも少なくありません。
しかし、論文となるとそうも行きません。
論文の書き方で一番重要となってくることの一つが証拠を示すことです。
結論の根拠となるものが実験である場合、どのような条件でどういった実験をしたのかを詳細に記す必要があります。
また、他の人たちが行った実験結果を調べることで新しい仮説を生み出すという内容の論文もあります。
その場合でも、どの人の実験のどの結果からそうした考えが導かれるのかを示すことが大事です。
この場合、誰によるどの論文や本を読んだかということを、自分が書く論文に必ず記さねばなりません。
そうしなければ他人の仕事を勝手に盗んだということになってしまいます。