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【見本あり】結納のしきたり『家族書』の書き方
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結納のしきたりの一つで『家族書・親族書の交換』があります。
家族書とは結婚する二人がそれぞれの家族構成を書き記したもので、昔は親族一同が結婚に賛成しているという証書の代わりをしていました。
家族書の書き方ですが、奉書紙(楮をげんざいりょうとしてすかれた公文書用の厚手の和紙)に墨で書くのが正式な体裁ですが、白い便箋にペン書きでも構いません。
奉書紙を使用する場合は、まず横長に二つ折りにし折り目を下にして墨書きをします。
そして左・右の順に三つ折りにしてたたみ上包みをかけます。
ペン書きの場合は下から三つ折りにして長い封筒に入れます。表書きは『家族書』『親族書』と記します。家族書には同居している親族(同一戸籍)のみを当人から見た続柄で年長者から順番に記載し最後に当人の名前を記載します。
例えば、祖父母・両親・兄弟の家族でしたら『祖父・祖母・父・母・兄(姉)・弟(妹)・本人』記入し名字が全員同じ場合は父親のみ、違う場合はその都度名字を記入します。また、結婚して別世帯にいる兄弟などは親族書へ記載します。
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